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2012年祇園小西さんでの個展が終わった瞬間から伊勢丹に向けて始まっておりました。

”間に合わない!”

二年あるやん。二年もあるやん。
そう言われますが、たった二年で私みたいな一般庶民の主婦、
二児の母が個展に向けて作品を沢山創らなければならないのは
子供を産んでいなかった頃、
「いや、私はできる。」と思っておりましたが、
甘かった・・・・。

しかしなんとか今日家族が全員健康で、
私は東京に旅立つ日を迎えることができました。

作品全40個。
今作品が家にたった一つもありません。
それが全てです。

サラリーマンの妻になると思って私の父と結婚した母でしたが、
父は大企業を3カ月で辞めて、今の宮絵師という仕事を独自で
始めました。
優雅な専業主婦を夢みた母は、神社仏閣の難しい美術品を何十年と梱包するはめになり、
弟子のお世話や父のお世話で忙しい母に聞くまでもなく、一人でやろうと思っていた私の梱包を
最後には時間を空けて手伝ってくれました。
さすが梱包のベテランで、
私だったら一日で終わるか分からない梱包をあっという間に
やり遂げてしまいました。昔細かった母は今やコロンコロン。
長年梱包しながら自分も梱包されてしまわはったようです。

キリカネの実演、二年前は考えもしなかった。
皆様の目線が私の頭に来たら、と思い、
美容院で初の白髪染めして、

さ~、

いざ

このパソコンを閉じたら

三歳のきっと夜にママがいないと泣き叫ぶ我が子を置いて、

ママボーイを考えると胸が張り裂けるような気持ちですが、

かーちゃんは

東京へ行ってきます。

今からはかーちゃんやない、

截金作家安川幸聖理です。

まだ会場で作品を並べられて見ていないのでとても不安です。
どうか良い展覧会となりますように。
そして無事みなさまにお会いできますように。

朝日が昇る比叡山に祈りをこめて。