s-IMG_1719

東京外苑前、京都からスーツケースをガラガラとえんやこらえんやこら、
お洒落な人と外国人さんだらけ。アイフォン片手にマップを見て、見つけたぞー!
織江ギャラリー、ORIE.

入り口に美しくそびえたつ栗本夏樹先生(京都造形大教授)の作品と
ORIEと書いてあるロゴがカッコイイ。
今回は漆展ということで漆に関してのシンポジウムもあり、
こちらの栗本先生の作品は手と手を合わせた合唱を意味しているのだそうです。
ほぉ~~~!

それからこの漆展に何故か私を推薦して下さった多摩美術大学の名誉教授
高木先生の作品。正面の額装されているフラットな壁掛けです。

s-IMG_1720

光ってみえへんやん!すいません・・・。
高木先生はもうおいくつでしょうか?先生の作品はどの作品も洗練されたモダンさを感じます。
今の時代の人ならとにかく、こういう作品(見えないが、、)を昔から創られていることに感心致します。
カッコイイわ~。欲しいな。リビングに飾りたい。

右にチョコリと映っている立体物は井川健君の作品。私は同じ年齢くらいの方かとおもいきや、なんと
34歳の若ボーイ。佐賀県の大学で今教授をなさってはります。どこ出身ですか?と聞きましたら
なんと東京だそうです。へー!奥様も漆作家さまで偶然京都で個展をなさっていた時に、二歳の
ボーイを抱えてはり、制作大変でしょーーーー!!!!その話しただけで一気に大親友になれるくらい
胸が熱くなりました。(私だけだったかも・・)旦那さまと今回初めてお会いできて嬉しかったです。
でも育児と制作上手くやってるよ、って言うてはった。男はなんも知らんのやって思いましたけどー。
(ここだけの話ね・・・)

他諸々のお方たち。京都に帰らねばならない上、全員写真撮る時間がなく焦っていたら殆どの写真ピントが
ボケておりまして、作品が綺麗に撮れてるものをアップさせて頂きます。

s-IMG_1723s-IMG_1729

ラストが私の作品
s-IMG_1725

今回出展させて頂いて、作品の横に皆様の略歴が。
皆さん素晴らしい略歴で、私が一番ペーでした。
ぺーぺーやで~。

まぁだまだ。行きつく道になんのゴールも見えない感じでしたが、
高木先生以外は全員初対面の方で、皆様とお食事にも行かせて頂き、
全員作家のみだけでのお食事なんて大学以来?
ザ、アートな世界を感じる時間はとても刺激的な時でした。

そして東京から戻り急いで絵葉書を20枚描いて、
時間がありませんから偉く地味に大変で。
それを、
京都マロニエギャラリーの”夏のしたく”展に並べさせて頂いて、

s-IMG_1733

一旦全て制作が終了しました!

さて今日から新しく制作に入ります。
が、なんの予定もありません!予定は作らない。創ってから考える。
暫くは納期に焦らずそういう方向で自分の作品と向き合ってゆきます。

作家生活、40歳41歳が助成金やコンペの年齢制限。
女性は得に育児で諦める人も多い。
個展を止めたうえ制作費にお金がかかることに気づき(今更・・・)
助成金やコンペを調べていたらそんな事が載っていた。
まさに現実的な内容に私やん!っと思ってもう笑えてきましたが、
止めないと行けない時が来たらそれは運命。
おばちゃんのため、助成金も貰えなく、コンペにも出せなく、
大作だけ創ってどうすんねん?

出来るときまで頑張ります!

お金が動かないと物づくりはただの趣味。
そう言われる世界。

暫く趣味で行きます。

趣味 截金。

本業としてはアカンけど、趣味としたらめっちゃ渋いぞ。

先日江里さんの作品集をパラパラ~と。
やっぱり綺麗やわーーーーーー!

PS 今回のグループ展にわざわざお越し下さり、お会い出来なかった方々が
   沢山おられました。本当に本当に有難うございました。

                        感謝